笹山 後編 ー南アルプスのシーズン直前 静かな白峰南嶺

穂坂村(現韮崎市)出身である平賀文男の著書
『赤石渓谷(1933年)』で笹山のことが取り上げられている。
今ではダイレクト尾根などと呼んでいるが
この尾根は笹山尾根だと明記されている。

特に名前の由来がわからない山であるが
黒河内岳というのは白峰南嶺から奈良田へ流れる
沢から取ったのであろうというのは
調べれば何となくわかる。
尾根にも山頂にも笹は一切生えていない。
となると山の形とかもっと他の理由から
笹とつけられたのだろうか。


前編はこちら




まずい、まだ7:30なのに
かなりガスが上がってきてしまった。

笹山ダイレクト尾根2256m地点手前から1.JPG



9時までに上がれたら雲がない山頂に立ち会えると
見積もっていましたが残念な結果も
覚悟しなければならないかな・・・
それは悔しいので北岳をもう一枚。

笹山ダイレクト尾根2256m地点手前から2.JPG



7:35 2256m地点着。

笹山ダイレクト尾根2256m地点.JPG


窪地手前のキャンプ地までは
ここよりもう少し先。


この辺りはイワカガミがちらほら咲いています。

笹山ダイレクト尾根に咲くイワカガミ.JPG



7:45窪地手前のキャンプ地着。

窪地手前のキャンプ地1.JPG



一泊を要して登るならばここがテントを張るのに最適。
昔はここにシャクシの小屋という
三階建ての簡単な山小屋があったのだとか、ほんとかよ・・・

窪地手前のキャンプ地2.JPG



さて、この先。

笹山ダイレクト尾根窪地からの道1.JPG


うっそうとした樹林帯に一気に様変わり。
左手の窪地を見ながら通過し、


いよいよ終盤、登れよ登れ。

笹山ダイレクト尾根窪地からの道2.JPG



8:25 目印になるようなものはありませんが
シャクナゲが出てきたこの辺りが
恐らく2560m地点。

やっと笹山南峰が見えた!

笹山ダイレクト尾根2560m地点1.JPG



あれは悪沢岳(荒川東岳)。

笹山ダイレクト尾根2560m地点2.JPG



登り通しの4時間半、ようやく山頂へ。

もうすぐ笹山南峰.JPG



8:50笹山南峰登頂。
山梨百名山の山頂標が新しくなってる!

笹山南峰.JPG


県内の山岳会が担ぎ上げて
6月の上旬に立て直したのだそう。
って肝心の北岳が雲で見えてないじゃないかっ!


ともあれ、西を見てみると雲がない。
これは展望のいい北峰へ急がなければ。

樹林帯をささっと抜けると岩稜帯に出てきます。

笹山北峰へ.JPG



っと思ったらそこから2、3歩進むと
もう山頂標が見えてる(笑)

もうすぐ笹山北峰.JPG



9:00笹山北峰登頂!
予定通りの時間でたどり着けました。

笹山北峰.JPG



東面は雲が沸き上がって何も見えませんでしたが
西面だけはすっきりした天気でした。

まずは荒川岳方面。

笹山北峰からの眺め1.JPG


一番高く見えるのが悪沢岳(荒川東岳)、
左の雲に隠れている辺りが千枚岳、
右奥のピークが荒川中岳です。


蝙蝠岳と塩見岳、
笹山から一番眺めたい方角。

笹山北峰からの眺め2.JPG



さらに右を見ると雲が邪魔ですが
中央アルプスも見えてます。

笹山北峰からの眺め3.JPG



荒川、蝙蝠、塩見を一枚に。

笹山北峰からの眺め4.JPG


冬にはこれでもかとあった
主稜線の雪が少なくなってきました。


ここで昼食していたら
少しだけ富士が姿を現してくれました。

笹山北峰からの眺め5.JPG



さて奈良田へ戻ろう、
南峰からの戻り、飛び込む茂みを間違ったら
伝付峠へ行ってしまう(笑)

笹山から奈良田へ.JPG


登ってきた激坂をとにかく下るくだる。
それにしても静かなところでした、
下りで数人すれ違ったくらい。

奈良田湖まで戻ってきました。
ようやく一安心。

奈良田湖から.JPG


多くのトラックが南アルプス公園線を走っています。
夏山シーズンに向けて道の整備で大忙しです。

来週末の6/23には広河原で開山祭があります。
いよいよ広河原へのゲートが開き
南アルプスのシーズンが始まります。


13:00下山。

笹山GoogleEarth2.JPG




いつもバナーをタップして
応援してくださりありがとうございます!

この記事へのコメント